サグラダ・ファミリア:人生で一度は体験したいバルセロナの建築の奇跡

2025年3月26日 11:24 am

サグラダ・ファミリアの完成も来年予定になりました。スペインのバルセロナで建設途中のこの壮大な建築物は、単なる観光スポットではありません。人生の教訓を得られる貴重な場所でもあります。
 
サグラダ・ファミリアの建設は1882年に始まり、140年以上経った現在も続いています。アントニ・ガウディの建築物として有名ですが、実は1882年の建設開始時にはガウディは関わっていません。
 
1882年:サン・ホセ協会という民間のカトリック団体が、個人の寄付のみで建設される贖罪教会を計画します。初代建築家のフランシスコ・ビリャールが設計の構想を立てましたが、仲間間の意見の食い違いがあり教会の建設から外れます。
 
1883年:ガウディ(当時31歳)が主任建築家に就任します。ガウディが引き継いだ時、教会の地下の部屋の基礎は完成した状態でしたが、方向がエルサレムに向かっていないことに気が付きます。
基礎が出来上がった状態であるため、これを変更することはできません。そこでガウディは自由なアイディアで教会のデザインを一変させます。
 
1926年:ガウディは、ミサに向かう途中に段差に躓き転倒し、そこを通った路面電車に轢かれます。 晩年身なりに気をつかわなかったこともあり、浮浪者と間違われて手当てが遅れます。事故後、3日後に病院で死亡。73歳でした。 遺体はサグラダ・ファミリアに埋葬されています。
 
1936年:スペイン内戦の混乱の中、一部聖堂が損壊します。図面は焼け、模型はバラバラに。この後、断片や破片をかき集めての復元作業に入りますが、ガウディの自由でありながらもスキームに沿った建築により、復興とその後の建築作業は想像よりもスムーズに進んでいきます。
 
2026年:当初300年かかるであろうと言われていましたが、ガウディ没後100周年である2026年に完成予定と大幅に工期が短縮されます。それは、IT技術の発達と共に、世界遺産に登録されたことにより観光客が増えて資金が潤ったためです。
 
サグラダ・ファミリアは、立体の聖書とも言われており、聖書のシーンが彫刻で表現されています。サグラダ・ファミリアには生誕・受難・栄光と3つのファザードがあります。正面にあるイエスの生誕のシーンを表現する生誕のファサードには、9つの聖書のモチーフ彫刻が表現されています。
生誕のファザードは、ガウディの生前に唯一完成したファザードです。ガウディは、教会をバランス良く建築するために全体に手を入れるのではなく、生誕のファザードだけをどんどん高く高く建築しました。その結果、生誕のファザードはサグラダ・ファミリアのイメージとして定着します。
 
サグラダ・ファミリア内部に入った方が必ず言及するのが、そのステンドクラスを通った光の美しさと光の強さです。
教会にステンドグラスはお決まりですが、内部が暗いイメージの教会の方が多い中、サグラダファミリアは光がとてもきれいに入り明るい雰囲気を強く感じます。
 


 
100年かけて作られた建築物を見て、あなたは何を感じるでしょうか。
宗教の歴史、ガウディのインスピレーション、積み重ねされた時間、多くのことを感じることができるでしょう。
本来ならば生きて見られなかったはずの完成したサグラダ・ファミリア。技術の発展に感謝し、人生で一度は完成した姿を観てみたいですね。
 
今回はヨーロッパに滞在中の生徒さんが、スペイン旅行をした時の動画とお写真と共に、サグラダ・ファミリアを紹介いたしました。
ヨーロッパに留学中の生徒さんは、近隣の国へ旅行をすることがとても多いように感じます。
留学に少しでも興味がある方は、是非FullFlowにお問合せください。

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