永遠に続く未知の魅力を楽しむエジプト
2024年9月28日 4:16 pm
エジプトといえばピラミッドを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ですが、ピラミッドはエジプトのものだけではございません。
ピラミッドとは石やレンガでつくられた四角錐の建造物の総称で、いろいろな時代・地域で建設されてきました。
王族の墓、礼拝所、生けにえをささげる場所、天文学の道具など様々な建築目的があります。
それでもピラミッドといえば、エジプトを思い浮かべますし、
エジプトといえばピラミッドを思い浮かべる方も多いと思います。
エジプトのピラミッドで有名なのが、第4王朝のクフ王、息子カフラー王、その息子のメンカウラー王の「ギザの三大ピラミッド」です。
この3大ピラミッドを守るように傍に建築されたものが大スフィンクス。
体がライオン、顔が人間の「スフィンクス」は、カフラー王に似せてつくられたとされています。
クフ→カフラー→メンカウラーの順番に小さくなっており、時代と共に王(ファラオ)の権力が衰えていったことを感じることができます。
カフラーと、その父のクフ王のピラミッドは隣並びで建築されており、
夏至の日、二人のピラミッドの間に日が落ちるように設計されています。
とてもロマンチックですよね!
ちなみに、クフ王のピラミッドは正確に東西南北を向いており、どのようにして建築されたのか今も謎につつまれています。
ギザから南にあるサッカラにある階段ピラミッドは史上最初のピラミッドとも言われています。
階段ピラミッドの周りには、葬祭殿や王宮、セド祭の神殿などがあり、ピラミッド・コンプレックス(複合体)を形成しています。
セド祭は古代エジプトの祭りで、王の再生と復活のためのイベントです。
この祭りがとても面白く、王様が走り回らなければならない儀式を行うのです!
即位30年後とそれ以降3年毎に行われるとされる儀式で、
王が象徴するレンガの上を走り回り、王に活力があることを証明します。
即位30年以降ということは、高齢の王も多く、走り回るような体力が無いことも多いことが想像できます。
エジプトの王は基本的に終身のため、その地位を譲渡するための儀式だということですね。
面白いですよね!
階段ピラミッドの聖域内には,セド祭用の中庭と祭殿が再現されています。
この上で王が必死になって走っていたんだなあと想像すると、少し笑ってしまいますね!
サッカラのさらに南、ダハシュールには、屈折ピラミッド、赤ピラミッドなどがあります。
エジプトには138基以上のピラミッドが存在しています。
古代エジプト人が信じていた死後の世界や宗教観を反映しており、日常ではあまり触れることがない文化です。
エジプトへの観光はとても刺激的な経験になること間違いありません。
ヨーロッパ旅行中に、トルコ旅行と一緒にエジプトを訪れる留学生もたくさんいます。
最大の不思議とロマンを感じられる、そんな魅力的なエジプト。留学中に是非訪れてみてください!
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